やほやほ、かけるです。
最近、とある開発の試験で前提条件としてサーバーの容量(使用率)を肥大化させる必要がありました。そこで、サーバーの容量をさくっと手軽に肥大化させる方法がないかを調べてみると、簡単に解決することができました。
その手順を備忘録としてまとめておこうと思います。
やりたいこと
トラフィック測定・速度等のシステムテストを行うにあたって、サーバの容量を肥大化させるためのダミーファイルを作成したい。
手順・実行結果
実行コマンド
以下のコマンドを実行する。
# dd if=/dev/zero of=出力ファイル名 bs=ブロックサイズ(Byte) count=コピーする数
実行結果
コマンドを実行した場合の結果は以下のとおり。
# dd if=/dev/zero of=test bs=1024 count=10000
10000+0 records in
10000+0 records out
10240000 bytes (10 MB, 9.8 MiB) copied, 0.14198 s, 72.1 MB/s
# ll
-rwxrwxrwx 1 xxxxx xxxxx 10240000 Jun 24 14:06 test*
ざっくり解説
ddコマンドは指定した内容に沿って変換したファイルを出力するコマンドです。
オプションの詳細は以下
- if:読み込むファイル名
- of:出力するファイル名
- bs:ブロックサイズ(Byte)
- count:コピーする個数
ifに指定している/dev/zeroは、Unix系OSであからじめ用意されているNull文字(\0)を読み込むための特殊なファイルです。
次に出力するファイルサイズですが、bsに設定した長さの文字列をcountに設定した個数分だけコピーします。つまり、上記の例では1024Byte×10000で10,240KBのファイルが出力されます。出力するファイルサイズを変えたい場合は、bs, countの値を適当な値に変更しましょう。
したがって、上記の実行例では「すべてNull文字でファイルサイズが10,240KBのtestという名前のファイル」が作成されます。
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございます!それでは、また(・ω・)ノシ
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